徒然weed

アウトプットの場

最近読んだ本をゆる~く紹介するコーナー

久しぶりの投稿です。 今回は最近読んだ本をひたすら紹介していくコーナーです。 僕は数理系分野を研究していることもあって、可処分時間は研究で触れることのない人文科学(主に哲学、世界史、日本史)や社会科学(地政学や経済学)の本を好んで読んでいま…

ルベーグ空間が完備であることを証明してみよう

久しぶりの投稿になってしまいました。 今回はルベーグ空間(関数空間の一種)が完備であることを証明してみます。 参考にしているのは学部時代の授業と以下の本です。 関数解析 共立数学講座 (15) 作者:黒田 成俊 発売日: 1980/11/01 メディア: 単行本 を上…

Human Level Control Through Deep Reinforcement Learning (Vlad Mnih, Koray Kavukcuoglu, et al. 2015)

Today's Thesis Vlad Mnih, Koray Kavukcuoglu, et al. Human Level Control Through Deep Reinforcement Learning | DeepMind, Nature 2015 deepmind.com Summary - similar to the previous thesis ([1312.5602] Playing Atari with Deep Reinforcement Le…

Playing Atari with Deep Reinforcement Learning (Volodymyr Mnih et al., 2013)

This series is an easy summary(introduction) of the thesis I read. [Today' s thesis] Volodymyr Mnih, Koray Kavukcuoglu, David Silver, Alex Graves, Ioannis Antonoglou,Daan Wierstra, Martin Riedmiller. Playing Atari with Deep Reinforcement L…

Github.ioでポートフォリオを作ってみた(形から入ってみた)

githubってgithub.ioというサービスを出しておりまして誰でも無料でポートフォリオサイトを作れるんですよ。すげー。ということで、ぼくも形から入ってみた。形から入るの大事でしょ。出来上がったサイト(暫定)はこちらです. ついでに講義の課題で必要なデ…

読者の方から届いた問題解いてみた。

読者の方から届いた統計学の問題を解いてみました。 結論から言うと検定周りの知識がダメダメだということが分かりました。ちょっと勉強してきます。 問題を投稿してくれた投稿主に感謝です。 twitter.com 本日のおまけ youtu.be

複雑理工学専攻(H28) 第五問(力学)

ご要望があったのでH28年の力学の問題を解きました。 久しぶりに物理やりましたなー。しかも剛体。正直、回転の方程式って何???状態だったのできつかった。 【問題】 【解答】 時間があれば物理でも解きますのでこの問題を解いてほしいみたいな要望等あれ…

【更新】複雑理工学専攻(H29)大問4訂正

複雑理工学専攻(H29)大問4の訂正版を掲載します。 「ベータ分布の計算ができなかった+ベイズ推定の根本がわかっていない」という状況を克服したって感じです。 本日のおまけ youtu.be

Should I write my blog in English ? Yeah, probably.

I was wondering if I should write my blog in English. Actually, in my lab we speak in English whenever we have a meeting or seminar because there are many students from other countries, mainly from China and South Korea. Therefore, I thoug…

大学(計数工学科)卒業&大学院(複雑理工学)入学

先日無事、東京大学を卒業しました。めでたしめでたし。 そして今日から東京大学大学院新領域創成科学研究科複雑理工学専攻の杉山研究室に所属します。 進振りで計数工学科と航空宇宙工学科で悩んでた時期が懐かしい。どちらに行っても楽しかったでしょうが…

よくわかるトポロジー〜オイラー標数と平面グラフ〜

これまでは代数学、解析学を主に取り扱ってきたましたが幾何学も面白そうなので取り扱ってみたいと思います。幾何学で有名なものといえば「ポアンカレ予想」でしょう。 ポアンカレ予想とは 「単連結な3次元閉多様体は3次元球面に同相である。」 というもの。…

量子力学〜デルタ関数と連続固有値〜

量子力学 作者:砂川 重信 発売日: 1991/03/20 メディア: 単行本 今回はデルタ関数について。連続値的な固有値を持つ物理量を考えるにあたりデルタ関数を導入しなければいけない。の積分で久しぶりに複素関数の本開いたわ。 本日のおまけ まず音楽チョイスが…

ガウス過程と機械学習〜ガウス過程回帰〜

今回はガウス過程回帰について。 ガウス過程と機械学習 (機械学習プロフェッショナルシリーズ) 作者:持橋 大地,大羽 成征 発売日: 2019/03/09 メディア: 単行本(ソフトカバー) 前回の内容はガウス過程とは何かというものだった。 yにノイズが乗っかるとし…

量子力学〜ハイゼンベルグの不確定性原理と離散固有値〜

今回は第2章からハイゼンベルグの不確定性原理と重ね合わせの原理、期待値、エルミート演算子などについて。 まずはハイゼンベルグの不確定性原理。直感的な説明は下の動画が結構わかりやすい。量子力学的粒子の運動量を見たいときは波動としての波長を測れ…

集合の濃度 〜有理数と自然数はどっちが多い?〜

離散数学入門 整数の誕生から「無限」まで (ブルーバックス) 作者:芳沢 光雄 発売日: 2019/12/18 メディア: 新書 自然数と有理数どちらが多いか? 数直線を書くと... (写真出典:自然数と有理数ってどっちが多い? 〜無限ってなんだろう〜 | 受験生応援し隊…

ガウス過程と機械学習〜ガウス過程とは何か〜

ガウス過程をこの本で勉強してみた。今回はガウス過程とは何か、まで。 ガウス過程と機械学習 (機械学習プロフェッショナルシリーズ) 作者:持橋 大地,大羽 成征 発売日: 2019/03/09 メディア: 単行本(ソフトカバー) 用語解説 線形回帰モデル=基底関数を重…

複雑理工学専攻(R1)

2020年度の複雑理工の解答。 自分が実際受けた試験だからなんだか懐かしい感じがする。本番では解かなかった問4,5も試しに解いてみた。6~8は割愛。去年のようにコメント欄などで解いてくれ〜と要望があれば解きます。気軽にコメントどうぞ。 nakashinblog.ha…

量子力学〜シュレディンガー方程式、定常状態と境界条件〜

今回はシュレディンガー方程式から定常状態のもとで特定の境界条件下での固有値問題を考える。 ハミルトニアンという概念が登場するが、ここではエネルギーと置き換えて差し支えないだろう 。 量子力学 作者:砂川 重信 発売日: 1991/03/20 メディア: 単行本 …

行列式とは何か〜体積の概念の拡張〜

下の本を読んで置換を学んでるうちに行列式の背景を直観的に理解できたので、それを本記事で紹介したいと思います。 離散数学入門 整数の誕生から「無限」まで (ブルーバックス) 作者:芳沢 光雄 発売日: 2019/12/18 メディア: 新書 行列式とは何か 今回は行…

東京大学理系数学第5〜6問解いてみた

東大理系数学の続きをやってみた。 第5問はまあこんなもんでしょう。入試問題としては標準レベルくらい?知らんけど。 第6問難しいですね。 (2)に関しては、r<=1/2と出たからといって安直に「最大値1/2だ!」としたら結構減点なんじゃない、これ? この問…

東京大学理系数学第1〜4問解いてみた

今回はネットに転がっていた東大の理系数学の第1〜4問を解いてみました。全問解かずになんとも中途半端なところで中断しまいました。すみません。 まずは第一問目。行列をつい意識してしまう問題ですね。 続いて第2問目。座標に埋め込んでベクトルとか使うと…

東京大学文系数学第4問解いてみた

東大の文系数学をtwitterで目撃したので一番難しそうな第四問だけ試しに解いてみた。 一言、難しかった。見直しはしてないので答えが合ってるかなんかまっっっったく保証しません。 理系のも機会があれば試しに解いてみたいと思います。 本日のおまけ King G…

BookReview 〜「Justice(Michael J. Sandel)」〜 Part2「最大幸福原理〜功利主義〜」

今回のテーマは「最大多数の最大幸福」の言葉で有名な功利主義です。哲学者ベンサムから始まり、その後ジョン・スチュアート・ミルによって引き継がれた功利主義について、その考え方とミルが直面した自己矛盾について見ていきます。 功利主義 〜道徳に科学…

量子力学〜光の粒子性と電子の波動性〜

本記事は砂川重信著の「量子力学」の第1章の§1「光の粒子性と電子の波動性」のダイジェストです。 量子力学 作者:砂川 重信 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1991/03/20 メディア: 単行本 光が波であるとともに粒子であること、同様に電子も粒子であると…

2020年度早稲田大学理工数学解いてみた

2020年度の早稲田大学の理工数学を解いてみた。最後の問題は出題ミスがあったようなので解きませんでした。 大問4の(1)とかいきなりこの式だけ書いたら減点ですね。でもここはブログだ、そんなこと知らん。 解くのは普通に楽しかったです。たまにやろう、次…

ケイリーの定理

今回は、以下の本から個人的に面白いと思った部分を取り上げたいと思います。 離散数学入門 整数の誕生から「無限」まで (ブルーバックス) 作者:芳沢 光雄 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2019/12/18 メディア: 新書 今回は包除原理から出発して、グラフ理…

BookReview 〜「Justice(Michael J. Sandel)」〜 Part1

今回から数回にわたってご紹介するのはハーバード大学教授マイケル・サンデルさんの「これからの『正義』の話をしよう」です。 英語版 Justice: What's the Right Thing to Do? 作者:Michael J. Sandel 出版社/メーカー: Farrar, Straus and Giroux 発売日: …

BookReview 〜「医者が教える食事術(牧田善二著)」〜

今回ご紹介するのは牧田善二さんの「医者が教える食事術」です。 医者が教える食事術 最強の教科書――20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68 作者:牧田 善二 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2017/09/22 メディア: 単行本(ソフトカバー) 痩…

Hello, 2020!

みなさん、あけましておめでとうございます。 2020年頑張りたいことを列挙していきたいと思います。目標は宣言したほうが良いので聞かれてもないのに勝手に書いていきます。 ①大学院の研究 4月から大学院生です。興味のある分野は機械学習の中の一分野である…

グッバイ2019年

2019年も残り6時間。今年最後のブログ投稿です。 2019年はクオリティを気にせず自分なりのコンテンツを発信してみた年でした。大学院の入試勉強もただやるだけだと無味乾燥なもので、せっかくだから解答を発信してみようという何気ない気持ちでこのブログを…