今回は第2章からハイゼンベルグの不確定性原理と重ね合わせの原理、期待値、エルミート演算子などについて。
まずはハイゼンベルグの不確定性原理。直感的な説明は下の動画が結構わかりやすい。量子力学的粒子の運動量を見たいときは波動としての波長を測れないと求められないが、それだと正確な位置を求められない。逆に、正確な位置を観測すると波動としての情報が失われ、運動量を計算できないという話。
あとはエルミート演算子についてですが、これは次回以降のための準備に近い。
重ね合わせの原理はあの有名な「シュレディンガーの猫」でおなじみ。観測されるまで複数の状態が重ね合わさっていて、 観測された瞬間一つの状態の収縮(瞬間転移)という話です。まじかよ。「神はサイコロを振らない」と述べたアインシュタインの気持ちよくわかるわ。
本日のおまけ